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めっちゃ留年してる大学生のブログ

日記20180509:楽しみにしていた友達との約束をブッチした話

この日は友人と西武vsソフトバンクメットライフドームを観に行く約束をしていた。メットライフドームに行くのは初めてだったし、最近の西武打線の爆発的な勢いもあり、とても楽しみにしていた。別に西武ファンではないけれど(※阪神ファンです)、山川穂高森友哉がバカスカ打つのを見たかったし、前日にはウキウキ気分で球場グルメを調べたりしていた。

 

そうして迎えた当日、僕は布団から動くことができなかった。

 

昼過ぎに目を覚ましたのだけれど、面倒くささに支配された僕はどうしても身支度を始めることができなかった。乗る予定の電車の時刻を過ぎても、試合が始まる時間になっても、動くことができなかった。最終的に、友人に「すまん行けそうにない」みたいなLINEを送った。球場に取り残された友人は、プロ野球チップスをつまみながら、完封される西武打線を一人寂しく眺めることになった(本当にすみません)。チケット代ももちろん水の泡である。

 

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こんな感じで人との約束を破ってしまったことは過去に何度もある。サークル仲間との草野球、勉強会のミーティング、姉の結婚式、等々。楽しみなことでも動き出すまでは腰が重い、ぐらいに感じることはわりと誰にでもあることだろうと思うが、実際にブッチをかますところまでいく人はあまりいないのではなかろうか。布団の中で、動き出すことで得られるであろう喜び、約束を破ることで相手にかかるであろう多大な迷惑などに思いをめぐらせていた。しかしそのような想像だけでは、面倒くささに支配された僕を外へ向かわせるには至らなかったのである。

 

動ける大勢の人々と動けない僕を分け隔てているものは一体何だろう?甘えだろうか?精神的な欠陥だろうか?原因の究明とその解決がなされないことには、これからも僕は約束を幾度となく破るだろうし、周りの人々に迷惑をかけ続けてしまうだろう。無意味な裏切りを繰り返せば、人々からの信頼のみならず、人間関係そのものまで失ってしまうに違いない。そのような痛みを伴わない限り、自分は変わることができないのだろうか?

 

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改めて、今回誘ってくれた友人には本当に申し訳ないことをしたなあと思う。彼とはまた今度、ナゴヤドームに行こうという約束をしているので、そのときは付け焼刃的にでも約束を守るための策を講じていきたい。とにかく、家で一人になっているときに動けなくなると危険なので、それを回避しなければならない……こう考えてみると、やっぱり一人暮らしをやめるのが現状を打破する最善策なのかもしれないなあ、と思ったりする。誰かルームシェアしませんか。